わたしは、15年以上勤務していますが、2度退職の申し入れをしたことがあります。理由は、家族との時間を確保する為です。わたしはいきなり退職の申し入れをしてしまいましたが、まずは、会社と交渉をするべきだったと思います。転職は最後の手段です。
家族との時間を確保する為の方法は、まずは会社と交渉。事前に転職サイト登録もあり。
家族との時間を確保する為には、まずは会社に話をしなくてはなりません、何か行動を起こさなければ何も変わりませんから。
わたしの場合は、普段から、正式なお願いという形ではないにしろ、上司に家庭の事を話していて、残業を減らしてほしいと言い続けていました。それでも、一向に改善されずに、退職の申し入れをしました。本来ならば、今回お話しする手順で、まずは残業時間を減らしてほしいと正式に話をするべきでだったと思います。
話す内容の整理
まずは話をする内容を整理しておく必要があると思います。わたしの場合は、以下の様に整理して、書面を作成しました。
どうして、家族との時間の確保が必要なのか?
妻が精神疾患を発症していて、下記の事に時間を使いたかったためです。
- 毎日、妻とゆっくり話す時間が欲しい。
- わたしが家事をする時間を欲しい。
- わたしが育児(主に夜行う、お風呂、食事、寝かしつけ)をする時間が欲しい。
現在の状況の説明
現在の状況を項目別に分けて整理しました。
- 家庭の状況
- 妻の状態
- 家事、育児の状況
- 両実家との連携状況
- 仕事の状況
- 日々の定例業務、直近の案件の業務状況と負荷状況
- 長期的な案件の業務状況と負荷状況
- 全体
- 1と2を合わせての、家庭、仕事、わたし個人のこなせてる所、こなせていない所、過負荷な状況を文章にして書きました。
どうして欲しいか、希望
わたしの場合は、いきなり退職をしたいと話してしまいましたが。
家族との時間を確保する為の、具体的な希望を書く方が良いと思います。
- 人員の補充。
- 業務割り振りの変更。
- 今の時代でしたら、在宅勤務への変更。
会社と話をするにしても誰と話をすればいいのでしょうか?
- 上司(係長、課長、部長。。。)
- 上司に話すにしても、係長?でも、係長で話は進んでいくのかな、、、、。
- 課長?係長を飛ばして課長に話して、係長は気を悪くしないかな、、、。
- 人事・総務
- いきなり、人事・総務に話をして、上司との関係が気まずくならないかな、、、。
- 普段、話したことないから話ずらいな、、、。
- 先輩
- まずは、先輩に相談に乗ってもらおうかな、、、。
そんな事を考えているだけでも、なかなか先に進みません。はじめの一歩が踏み出せません。
そんな事をしている内にいろいろな事が思い浮かんできます。
- 査定が悪くならないだろうか。
- 何とも言えないですね、査定は人がするわけですから、、、。
- それでも、査定なんて気にしてる場合ではないですよね。
- 最悪、会社を首にならないだろうか。
- さすがにこれなはいと思いますが
- とりあえずは、また今度でいいか、、、。
- ありがちですよね、、、
そんな不安を打ち消すために、また、無いとは思いますが、万が一に備えて、、、
まずは、世の中の求人の状況を確認しておくのはどうでしょうか?
背中を押してくれる存在になると思います。
わたしも、求人の状況を確認して、漠然とあった不安が一つ消えた記憶があります。考えが整理できたというか、踏ん切りがついたというか。
求人の状況を確認するために、転職サイトに登録をして情報を集めていました、無料ですし。
実際にわたしがとった行動は?
それでは、実際にわたしがとった行動と、その結果をお話しします
誰にどうやって話をしたの?
上司に話をしました、その時わたしの上司には、課長と次長がいました。その二人のうちの、
次長に話をしました。
わたしは、直属の上司に話をしても、上に話が伝わっていくまでの伝言ゲームの回数が増えるだけかなと思い。ちょうど中間に位置する、次長に話をしました。
作成した書面を渡し、退職をしたい旨を話しました。
「妻が体調を崩してしまい、妻との時間をしっかり取りたい、家事も育児もやりたい。そもそも残業時間が多すぎて自分の体の事もどうなるか分からない、今の状況では体を壊すわけにもいかない。」
ここは、自分の言葉でしっかり話しました。
伝えたいポイントは、しっかり直接話した方が良いと思います。
結果は
話した瞬間に、引き留められました。ただし、
「家族との時間を確保する為に、具体的に何かしてくれるんですか?」
と質問しました。質問に対しては
「今いる、メンバーで業務を割り振って、、、。」
との回答ですが、割り振ることができる余裕のあるメンバーはいません。
「人員を補充してもらうしかないと思います。」と話をすると。
「会社と相談するから少し時間が欲しい。」
との回答です。
その後、一週間くらいやり取りをして、社内の人員を配置変更で補充してくれる事で話は決着しました。
残業時間が減り、早く家に帰ることができるようになって『家族の時間を確保』することが出来ました。
『家族との時間を確保する為には』 まとめ
- 今いる会社と交渉をして、解決するのが一番です。
- きちんと内容を整理しておく。できれば書面にしておいた方が良い。
- 家族との時間の確保が必要な理由
- 現在の状況の説明
- どうして欲しいか、希望。
- 誰に話をすればいい?
- わたしは、直属の一つ上の上司に話をしました。
- 世の中の求人の状況を把握しておく。
- 不安要素が少しでも取り除かれるかもしれません。
- きちんと内容を整理しておく。できれば書面にしておいた方が良い。
最後に
会社との交渉がうまく行かずに、何も改善されないようでしたら、退職→転職も、選択肢の一つとして考えていかなければならないと思います。
わたしも、今の会社に来るまでに2回転職をしていますので、転職の苦労が分かります、
- 転職先があるのか?
- そもそも、ここが一番初めの大きな壁ですよね。でも、家族との時間を確保する為には、探さなくてはなりません。
- 転職した場合、人間関係の構築からスタート。
- 仕事をスムーズに進めるためには、良好な人間関係が不可欠です。
- もともと、わたしは人見知りの性格なので、かなり不安でした。
- 賃金の低下
- 能力が高い人は、転職の度にランクアップされていくんでしょうが、みんながみんなそうではないですよね。
それでも会社に残り引き続き粘り強く交渉するのか、転職を選ぶのか、『家族との時間の確保』に向けて、適切な選択をしてください。
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