F1のブログの昨年少しだけ書いて今年はガンガン書いていくぞーと思っていたらもう8月、、、。前半戦が終わってしまい、F1は夏休みに入ってしまいました。角田選手、F2の岩佐選手についても書いていきます!
角田選手前半戦のまとめ
開幕戦は昨年に続きポイントを取れたし、第8戦までは非常に順調でコンスタントにポイントを取れていました。
第1戦 8位(4点) 第4戦 7位(6点) 第6戦 10位(1点)
第8戦のアゼルバイジャンGP では予選8番手から決勝レースで6位を走行中にリアウィング破損(接触があったわけではなく、自然に壊れた)してピットインを余儀なくされ、結果13位とマシントラブルに泣かされたレースもありました。
特に秀逸だったのが、第4戦 エミリア・ロマーニャGP。
このグランプリは、予選、スプリント、決勝レースと通常のレースとは異なり、3段階で行われます。
予選 16位と奮いませんでしたがここから、秀逸なレース展開を見せます。まずはスプリントで、4つポジションを上げて12位へ。決勝レースでは、12位からスタートしてしっかりとポジションを上げていき、一時は6位を走行するも最後は7位でフィニッシュ。見ていてスカッととするレースでした。
しかし、第9戦から流れが一気に変わりました、しかも悪い方向に。。。
第9戦カナダGP
角田選手はPU(昔で言うエンジン)の年間使用制限数を超えての交換を行ったため、予選での最下位が決まっていました。
決勝レースでは強力な追い上げを見せ、ポイント獲得圏内まで追い上げていました。ここまでは、ワクワクしながらレースを見ていました。レース中盤タイヤ交換のためピットイン、わたしはいつもの通りF1ゾーンでサーキット図内の角田選手の位置を確認していましたがピットを出てから、角田選手のアイコンが全然動きません。嫌な予感がしていましたが、その直後角田選手のスピンシーンが画面に映し出されます。。。ピットを出た瞬間に、単独スピンを起こしマシンを止めていました。このままいけばポイントをとれる可能性は高かったと思います。
第10戦イギリスGP
予選は13番手と良くはありませんでした。決勝レースは、スタート直後のクラッシュのため赤旗再スタート。このクラッシュに角田選手も巻き込まれ、フロントウィングを破損。メカニックの必死の作業にて再スタートまでに修復を完了してグリッドに付けました。レースでは速さを見せて、徐々にポジションを上げていきます、チームメートのガスリー選手より明らかにペースは速かったです。そのガスリー選手の後ろにつけ、さあ抜こうとコーナーでインに入った瞬間に、角田選手が少しスライドしてしまいガスリー選手にあたってしまいます、、、。この結果、ガスリー選手はリタイア、角田選手は13位という結果になってしまいました。絶対にやってはいけない、チームメイト同士での接触でした。
第11戦オーストリアGP
他チームが、細かく少しづつマシンのアップグレードを行っている中、角田選手のチーム アルファタウリはまとめて一気にアップグレードを行う方針のため、この時点では全チームの中で一番遅いマシンじゃないかって言うくらい遅かったです。そのため、予選14位 スプリント17位 決勝16位と良い所がありませんでした。
第12戦フランスGP
このレースにアルファタウリはアップグレードを投入、いい方向に行き、角田選手は予選8番手を獲得!胸ワクワクで決勝レースの観戦です。しかし、スタート直後一周回ってくる前に角田選手の位置情報がずるずる下がっていきます、ついには最下位に。。。。画面には角田選手のクラッシュの画面が、アルピーヌチームのオコン選手にあてられてスピン、最下位までポジションを下げレースを続けていましたがクラッシュが原因でマシンが壊れ結局リタイア。
第13戦ハンガリーGP
マシンの良いセッティングを見つけることができずに、予選16位 決勝19位と良い所なし。ただし。チームメイトのガスリー選手はピットレーンからスタートしたにもかかわらず、決勝で12位まで追い上げる事が出来たので、マシンのポテンシャルはありそうです。あとは、いいセッティングを見つける事が出来れば。
このように第9戦以降は、ポイントをとれる可能性が高かったレースでことごとく取れていないので悔しいです。見ていてもモヤモヤしながら見ていました。第8戦までの調子を続けていれば、もしかしたら来季の契約を貰えていたかもしれません。
そうなんです、角田選手はまだ来季の契約を結べていません。
夏休み明け、普通にレースをこなしていけば契約を勝ち取れると思いますが、カナダやイギリスのようなレースをまた繰り返すようだと、F1のシートを失うなんてことになりかねません。
わたしは画面の前でしか応援できませんが、
一生懸命応援しているので、角田選手、頑張って下さい!
F2 岩佐選手
DAZNではF2、F3の放送もしています。F2では今年から、佐藤万璃音選手に加え岩佐歩夢選手も参戦しており日本人が2人も出ています。折角だし見てみようかなと開幕戦を観戦しました。
岩佐選手
フリー走行2位 予選タイム無し(スピン)22番グリッド 決勝レース1 8位入賞
いきなり、フリー走行で2位!否が応でも予選の期待が膨らみます。しかし、コースインしてタイヤを温めているときにスピン、、、。コースに戻る事が出来ずに、岩佐選手の予選は終わってしまいました。
予選タイム無しのため、決勝は最後尾22番手からスタート、しかしここから素晴らしい追い上げを見せてくれます。
次々に、前の車を抜いていき、遂にはポイント圏内の8位フィニッシュ、楽しませて貰えました。
この後も、岩佐選手は速さを見せ着実にポイントを稼いでいきます、そして第7戦 バルセロナ スプリントレースにて2位でフィニッシュ、初表彰台を獲得します。
そして第18戦フランス ポールリカール フューチャーレース ついに初優勝!
続く第19.20戦の予選では初ポールポジション!(フューチャーレース結果は残念ながら3位)
このように、F2に慣れてくるにつれどんどん結果を出しています、岩佐選手のレースも楽しみでなりません。
ドライバーズランキングでは90ポイントで7位につけています。トップは180ポイントで90ポイントも差があります。
2022年のF2は残り4ヵ国での開催しかありませんので、F2チャンピオンは難しいと思いますが計算上は、可能性があります。
ポールポジション 2ポイント
スプリントレース優勝 10ポイント
フューチャーレース優勝 25ポイント
ファステストラップ 1ポイント
合計 38ポイントを1ヵ国で稼ぐ事が出来ますので4ヵ国で152ポイント稼ぐ事が出来ます。
まずは、目の前のレースを頑張ってもらい、少しでもドライバーズランキングを上の順位に押し上げてほしいです。あわよくば、チャンピオン獲得を、、、。