(0003-8-15)妻の3年間の経過-3(病状の経過)

うつという病

妻の3年間の病状の経過をまとめていきます。

スポンサーリンク

病状の経過

睡眠に関して

一番困っていたことは、睡眠がとれなかったことです。

はじめは子供がなかなか、寝てくれず、寝てもすぐに起きてしまう為まとまった睡眠がとれませんでした。

子供をわたしの実家に見て貰うことになり、子供とは離れて暮らし始めても、妻はもうしっかりと睡眠がとれなくなっていました。

しっかり睡眠がとれるように、薬を処方してもらっていましたが。それでも、夜、熟睡は出来ずに昼間に寝てしまったりして、リズムのとれた生活はおくれていませんでした。

睡眠に関しては、入院を繰り返して、先生や看護師さんに話を聞いて貰ったり、薬を調節していくうちに改善していきました。

気分の浮き沈み

はじめは、薬の飲み始めという事も関係するかもしれませんが、すごく落ち込んでいるかと思えば、
何かのきっかけで、気分が良くなること事もあれば、その逆もありました。

また、イライラしたり、一つの事に執着したり、気分は落ち着かなかったです。

2ヶ月後には、気分が一気に落ちてしまい、OD(過量服薬)をしてしまい救急搬送されました。

わたしは、下記の事を意識して妻に接していました。

  1. 不安に思っている事を一つ一つ丁寧に取り除く。
    • 育児について、まずは、妻と子供を離しました。その後は、一次一緒に暮らした時期もありましたが、3年経過時点では、まだ別々に暮らしています。
    • 妻の仕事に関しても、仕事上のストレスもありましたので、発病後休職をさせて貰いました。最終的には、退職をしました。
    • 休職中に、会社との連絡に不安を感じていたようなのでわたしが変わりに妻の会社と連絡を取り、やり取りをしていました。
  2. 考え込んでしまっている事を、聞き出して解決する。
    • この先の事について、良く考え込んでいました。ありきたりな言葉ですが「今はママが少し休む番なんだよ。パパが休む番が来たらその時はお願いね。」と話していました。
    • 子供が妻の事を忘れてしまうのではないかと考え込んでいました。
    • 妻の実家の関係について考え込んでいました。

上記のわたしのしてきたことは些細な事で、一番大きいのは先生や看護師さんから頂いたアドバイスと長い時間をかけて調整した薬だと思います。

初期に比べれば、ジェットコースターのように頻繁に入れ替わる大きな浮き沈みはありませんが、それでも、全く無くなった訳ではありません。

気分の落ち込みと、イライラは相変わらず続いています。

躁状態の把握

双極性障害と診断されてから、躁状態の時期の把握を気にしていますがなかなか難しいです。

先生にも、その都度確認はしていますが、躁状態だと思っていてもそうではない時もあったりして特定するのはなかなか難しいです。

わたし今

3年経過時点で、病状で困っているのは、『落ち込み』『イライラ』です。イライラ以外の他の躁の症状で困ったことはないです。ただ、そのイライラがなかなか難しいですね、、、。

それと、薬の影響だと思うのですが行動がスローになってきています。動きも、判断も。