妻が入院して2ヶ月半が経過しました。
入院当初と比べ、様子が変わってきました。
入院生活にも慣れてきて、他の患者さんとの交流も出てきています。
入院中の様子
相変わらず、いろいろと検査はしていました。
その他には、薬の調整です。合う薬を探していました、なかなか見つからないようでした。すぐには結果は出ないので、ある程度の期間をかけながら、試しては元に戻す、試しては元に戻すの繰り返しでした。
このころからは、ある程度体を休めることは出来ていたので、動けるようになってきていました。
病院内の売店にも、頻繁に足を運ぶようになっています。
動けるようになってくると、調子がいい時に一気にいろいろとやってしまい。
その反動で、疲れてしまうというようなこともあり、『調子がいい時はいいなりに気を付けなければいけないね』と、話していました。
また、行動を起こせるようになったため、逆に入院生活が窮屈に感じはじめ、ストレスが出はじめていました。
面会、外泊。
面会は、変わらずに毎週一回、水曜日に行っていました。
ママは子供に会うのを楽しみにしていました。
外泊については、少しづつ変わってきています。
はじめは、土曜日の朝にわたしが迎えに行き、日曜日まで一泊の外泊でした。
次の段階では、金曜日の昼間に、妻の父に迎えに行ってもらい、日曜日まで二泊の外泊。
更に次の段階では、金曜日に妻自身で公共機関を使い帰宅するようにまでなっていました。
一度、外泊中に、子供が大グズリをして、妻が耐えられなくなり、急遽、夜に病院に戻ったことがありました。次の日の、朝食は準備が間に合わなくて出てこなかったのは分かるのですが、昼食も出てこなかったため、妻のイライラが久しぶりに沸騰していました。
入院後は、イライラしたことがなかったので、本当に久しぶりでした。
他の患者さんとの関係。
大きく変わったのが、他の患者さんとの関係です。
前回は、同部屋の年配の方といい距離感で接していました。深くかかわることはなかったです。
ある日、食堂で集まって話をしているグループから、誘われ参加しました。
久しぶりに、他の人と話をしたのが楽しかったようで、以降そのグループの人たちを仲良くなっていきました。中には、病歴が長い方や妻の様に初めての方もいました。
話の内容は、他愛もない世間話から、皆さんの経験談、他の病院の話、薬の話などをしていたようです。
毎日お話をすることが、当然のようになってきて、少し今日は横になっていたいなというような時でも義務の様に、お話に参加していました。完全に調子が悪い時は、休んでいましたが、微妙な調子の時には、断りづらかったようです。
それぞれの思い
病院内で友達ができて、話をすることで気晴らしにもなるかなと思いました。ただ、患者さん同士で薬の話をするのはどうなのかなと思っていました。
日中、みんなとお話ができて楽しい。ただ、寝ていたいときもあるのよね、、、。
今までは、体を休めること一点に集中していたので良かったのですが、行動を起こすという事は、それに絡んで周りにもいろいろな事が起こり始めます。
この時お友達になった方で、今もお付き合いさせていただいている方がいます。