わたしが、初めてサッカーをスタジアムで観戦したのは1992年に国立競技場で行われたヤマザキナビスコカップ準決勝 ヴェルディ川崎X鹿島アントラーズ戦でした。
このはじめての観戦以降、わたしはどっぷりとサッカーにはまっていく事になります。
1992年当時のサッカーとわたし
1993年からサッカーがプロ化され、Jリーグが始まることは分かっていました。
わたしは小学校の時から野球をやっていましたが、良く遊ぶ友達がずっとサッカーをやっていたのでサッカーの事が詳しくずっと進められていました。
しかし、1992年当時はインターネットもまだまだ普及し始めたばかりで、スマートフォンなど影も形もありません。
とにかく情報が無かったです。少ないながらも、スポーツ新聞にはサッカーに関する情報が載っていたので、スポーツ報知を定期購読していました。
1992年に広島で開催された、AFCアジアカップ1992はわたしの記憶が正しければ、国内開催にもかかわらず、テレビ放送が深夜の録画放送でした。目をこすりながら見ていた記憶があります。
今では考えられませんが、1992年当時はまだまだ世間からの注目度は低かったです。
いざ国立競技場へ
Jリーグが開幕する前年のカップ戦、この情報もサッカー好きの友達から教えて貰ったんだと思います。その友達を含めいつも良く遊んでいた、男友達4人で見に行くことにしました。
道に迷いながら、どうにか国立競技場にたどり着きます。
思ったより、人が多かったです。記録を見ると、39,390人も入っています。
Jリーグが開幕する前ですが、人気チーム ヴェルディ川崎とジーコ率いる鹿島アントラーズですからこの一戦は特別多く入ったのかも知れません。
わたしの友達もジーコを見たいからこの試合にしたと言っていました。
道に迷いながら行ったので、前の方の席がかなり埋まっていました。しょうがなく上の方の席に座りました。選手一人一人の表情はなかなか見る事が出来ませんでしたが、グランド全体を見渡すことが出来ました。
19:00開始のナイターの試合でしたので、何かピカピカして奇麗だったなって記憶が残っています。
試合結果
さすがに、20年も前の事なので細かい試合内容は覚えていません。
だけど、得点シーンだけは鮮明に覚えています。
ラモスから武田に縦パスが入ります。
武田はその縦パスをヒールでワンタッチで落とします。
そこに走りこんだカズが右足一閃、見事にゴールが決まりました!
ラモスの縦パスから、カズのゴールまですべてダイレクトプレーで現地で観戦していた時は何が起こったのか良く分かりませんでした。
試合結果は、1-0でヴェルディの勝利、この後、清水エスパルスとの決勝戦でもウェルディが勝利して見事、優勝カップを手にしています。
この時の試合内容もそうですが、特に会場の雰囲気、ライブ感に魅せられてサッカーにはまっていく事になります。
毎年正月の高校サッカーを見に行ったり、トヨタカップの試合を見に行ったり。テレビでの観戦も地上波でやっていれば必ず見るようにしていました。
現在は、週末のお昼だったり、夜は家族との時間優先なのでJリーグの試合を見ることは出来ませんが、もっぱら遅い時間の海外サッカーをDAZNで観戦しています。
日本代表の試合だけは、どうにかお願いして家族で見ています。