薬を大量に飲んでしまい、総合病院の救急センターに救急搬送されました。
病院の方々の、懸命の処置のおかげで命はとりとめました。
妻は、何を思い、どうしてそういう行動に出てしまったのか?
入院
救急搬送され、先生方の懸命の措置のおかげで命はとりとめました。
わたしが面会を許されたとき、意識はまだもうろうとしていました。
まずは入院です、退院のタイミングはまだわからないとの事です。
事情を聴きたくても、妻はまだ、ゆっくり話をできる状況ではありませんでした。
夜も遅くなってきていたので、わたしは、一旦、自宅に戻ることにしました。
子供の保育園は、わたしの実家が迎えに行ってくれていました。
落ち着いて、メールを見返していると、妻から写メが届いていました。
ノートに鉛筆で書かれた手紙を撮った写メでした。
- 自分は本当につらいんだと言うこと
- でも、みんな分かってくれない
- 何をやろうとしても体が言うことをきいてくれない事
- 自分の実家のみんなに、『ひどいことを言ってごめんなさい』
- そして、サヨナラのあいさつ
読んでいて、涙が止まりませんでした。
退院
家に帰ると、病院から電話が掛かってきました。
病院『明日退院できることになりました。』
わたし『ありがとうございます。迎えに行きます。』
朝、迎えに行きます。
退院の際に、先生から説明があり、話の最後に、うつ病の薬を全部飲んでしまったので
帰りに通っている心療内科に行って、薬をもらって下さいと言われました。
言われたとおりに、心療内科によります。
診察室に呼ばれ、薬の大量摂取のことを話します。
先生は絶句しているようでした。
先生『自殺はしないって約束したのに、、、。』
その日は、今まで出してもらっていた、薬を処方してもらい、帰宅しました。
どうしてそういう行動に出てしまったので?
3が90%、4が10%だったんだと思います。
それぞれの思い
本当に命に別条がなくてよかったです。これからはしっかり妻の話を聞こうと誓っていました。
本当に死のうとしたんだからね。
妻の書いた手紙の話をしましたが。そこまで驚いた様子ではなかったです。
家庭、妻の事、仕事とどれをどの程度、優先すれば良いのか、かなり迷っていたいました。家庭=3、妻の事=5、仕事=2 位で考えてやっていたと思います。
今思えば、家庭=3、妻の事=7、仕事=0 で良かったんじゃないかなと思います。