まず初めに、決められた量以上の薬を飲むこと、絶対にやってはいけない事です。
命を落とします、必ず自身が後で後悔します、周りに迷惑が掛かります。
もう一度言います、決められた量以上の薬を飲むこと、大量に薬を飲むこと
絶対にやってはいけません。
気持ちの落ち込み、疲れの蓄積、腰痛の発症。
すべてがうまく行かない、考えることはマイナスの事ばかり。
『子供がかわいそう』、『なんでうまく行かないの?』、そんな悪循環が続く中
それは起きてしまいました。
メールでのやり取り
腰痛発症から、5日後の午前中に、妻からメールが来ます。
わたしは、会社です。
妻『考えることは、マイナスの事ばかり。辛い、生きててもしょうがない。』
わたしは慌てて、電話を掛けます。
わたし『そんなこと言わないの、今はたまたま気持ちの波が、下に来てるんだよ。
今日、早く帰るからゆっくり横になって休んでて。』
『大丈夫だから、気持ちは上がってくるから。』
妻『分かった、パパ仕事中でしょ、仕事に戻って。』
わたしは、仕事に戻ります。
昼休みに、妻にメールをいれます。
わたし『気分は少しは落ち着いた?』
妻『もういいの、今までありがとう。』
慌てて電話を掛けますが、出ません。
わたしは、昼から休暇を取り、急いで帰る準備をします。
着替えている最中に、妻の母から電話が入ります。
妻の母『薬を大量に飲んだみたい、いびきかいて眠ってる!!』
妻は妻の母にも連絡をいれていて、様子がおかしかったので妻の母は家に向かっていてくれました。
帰宅途中の連絡
わたしの会社から、家まで約1時間かかります。
どうすれば良いのかわかりません、会社を出て歩いている時に処方薬を出してくれている
薬局に電話してみました。
わたし『妻が家で薬を、大量に飲んでしまったんですが。119番したほうが良いですか?』
薬局『○○さんの服用している薬でしたら、命の危険はないとは思うんですが、念のため
119番に連絡してみた方が良いと思います。』
次に119番に掛けてみました。
わたし『妻が家で薬を、大量に飲んでしまったみたいなんです。一応、薬を貰ってる、
薬局に連絡をしてみたら、命の危険は少ないと言われたんですが。』
119『いま、奥様のそばに、いらっしゃらないんですか?』
わたし『はい、わたしは会社から自宅に向かっていることろです。』
119『そうですか、自宅について状況を確認してから、再度119番していただけますか。』
わたし『わかりました。』
※記憶があいまいなため、やり取りは大体のニュアンスです。
家に帰るまでの電車の中、時間がとてつもなく、長く感じます。
頭の中で、『なんで、なんで』が繰り返されます。
『なんで昨日もっと話を聞いてあげなかったんだろう。』
『ここまで落ち込んでるって、なんで気が付かなかったんだろう』
自宅到着
自宅に到着しました、妻の母もまだ居てくれています。
妻は、相変わらず大きないびきをかいて寝ています。
急いで、119番に掛けました。
わたし『妻が家で薬を、大量に飲んでしまったみたいなんです。どうすればいいでしょうか?』
119番『救急車をすぐに向かわせますので、隊員と相談してください。
外でまってて誘導をお願いします。』
わたし『分かりました。』
そのあとは、なぜか冷静でした。
妻の保険証を用意して、搬出しやすいように、うちの車を車庫から外に出して。
10分ほどで、救急車が到着しました。
隊員の方と、話をして。すぐに救急搬送することが決まり、飲んでしまった薬の詳細が
分かるように、錠剤の入れ物や空き袋などを集めて持っていきました。
救急車に乗り込み、総合病院の救急センターに行きました。
妻が処置を受けている間に、わたしが手続きを行います。
病院の方々に処置をしていただいた結果、幸い、命に別状はありませんでした。
本当に感謝です。搬送された日は、入院です。
※今回は、命に別状はありませんでしたが、命を落とすこともあります。
しつこいですが、絶対にやらないで下さい。
=今回はここまでです。次回に続く。=