入院後1ヶ月半が経過しました。仲の良い患者さんも出来てきましたし、公共交通機関を使い一人で市役所に外出もできるようになっていました。しかし、安定した状態はは長くは続きませんでした。
仲の良い患者さん
1ヶ月もたつと、仲の良い患者さんが出来てきました。1人ではなく、4-5人の仲の良いグループが出来ていました。
いまでも、わたしの中で完全に結論は出ていませんが、患者さん同士、距離が近くなることは良い事なんでしょうか?ケースバイケースだとは思うのですが。
- みんなが調子がいい時。
- これは、特に問題が起きないと思うので、OK。
- 1人だけ調子が悪く、その他の人たちが調子がいい時。
- まわりに、励ましてもらい調子を引き上げてくれそうなので、OK。
- 1人だけ調子が良くて、その他の人たちが調子が悪い時。
- 多分、調子の悪い人たちに合わせて調子が落ちていきそうですよね、NG。
- みんなが調子が悪い時。
- この時は、そもそもみんな集まらないで、1人でいますよね、対象外。
わたしの妻は、2のパターンも、3のパターンも経験しています。
2のパターンの時は、すごく助かりました。
逆に、3のパターンの時は、「なんで???」って思うくらい、一気に調子が落ちていました。
結局今は、静観していて、
同じ病気の患者さん同士にしかわからないことが、沢山あるんだろうなと思っています。
泣きが止まらなくなる
夏休みの、一泊+面会+外出の後に、妻の泣きが頻発するようになっていました。いろいろな夢を見て、起き上がって泣いているというケースが多かったそうです。
夢自体は、バラエティー豊かでいろいろな夢を見ていたみたいですが、子供の夢で泣いていることが多かったそうです。
子供がぐずったりすると、イライラが出て抑えきれなくなってしまいますが、やはり離れてしまうと恋しくてしようがなかったみたいです。当然ですよね、、、。
その泣きが止まらない事で、落ち着くまでしばらくは、外泊も外出も禁止になってしまいました。
外泊も外出もできない事で、また、ストレスも溜まっていくんですけどね、、、。
妻の実家に対してのイライラ
イライラは妻の実家に対して向けられていました。
その時は、お互いに距離を取っていましたし、妻も分かっていました。しかしある時から
『全然、お見舞いに来ない→わたしの事なんか心配じゃないんだ、どうでもいいんだ。』
と思考回路が変換してしまい。イライラが増幅していっていました。
それぞれの思い
外出、外泊をしばらく止められたときは、相当落ち込んでいました。とにかく励まし続けていました。
なんで私の両親は、全くお見舞いにも来ないの?いくら距離を取るって言ったって、月に一回くらいは来てもいいんじゃない?
わたしは、基本なにがあっても、妻にとって肯定的な事しか言わないようにしていました。妻の実家がお見舞いに来ないと、言っている時でも、「心配してないなんてそんなことないよ、何かこれない事情があるんじゃない?」とは言わずに、「本当だよね、月に一回くらい来てくれてもいいのにね」という感じに話していました。もしかしたら、妻の実家の対応とギャップがありすぎて、余計にイライラしてたのかもしれないですね。