入院中は、1週間に一回、先生による診察がありましたが、何度目かの診察の時に新しい診断名が告げられました。新しい診断名は”双極性障害”でした。
双極性障害と聞いて。
わたしは、妻から、双極性障害と言われて、ピンときませんでした。
その後に、「躁うつ病だよ」と、言われて
「ああ。」と思いました、躁うつ病は、聞いたことがあるなと思いました。
しかし、聞いたことはあっても、どんな病気かはわかりません。ネットで調べてみると、うつ状態とそう状態を繰り返す病気と書いてありました。なんとなくは分かりましたが、そうなんだぁくらいに思っていると、妻から
「うつ病は治るかもしれないけど、双極性障害は長く、うまく付き合っていかないといけないんだって。」
と言われました。
先生に説明を受けたそうです。
はじめに、うつ病と診断を受けたときは、1ヶ月で治るのかななんて思っていましたが、この時はすでにじっくり時間をかけて行こうと思っていたので
「そうなんだ、ゆっくり病気と付き合っていこう。」
と話しました。
双極性障害とは
双極性障害と話を聞いてから、いろいろと調べましたが。わたしがイメージしていたものとはだいぶん違っていました。
まだまだ、完全に解明された病気と言う訳ではないので、見るサイトによって違いはありますが概ね次のようなことが分かりました。
- うつ病の仲間だと思っていたが、ふたつは異なる病気。
- 双極性障害はⅠ型とⅡ型がある。
- うつ病から双極性障害に診断名が変わることはよくある。
- うつ病から双極性障害に診断が変わるのに4年かかったケースもある。
- 双極性障害は一生治らないと書いてあるサイトもあれば、治ることもあると書いてあるサイトもある。
妻がはじめにうつ病と診断されてから、2年が過ぎようとしていました。たしかに、イライラしたりすることはありました、その時々の先生には話をしていましたが、診断名はうつ病でした。
治療
双極性障害と診断されてから、薬の調整がはじまりました。
うつ病とは薬も違うそうです。
妻は薬が効きやすいのか、変更するたびに気分が上がったり下がったりしていました。
何度かの調整をして、妻の気分はやっと落ち着き始めました。
今回の入院では、日中に良く作業場に行きいろいろな作品を作っていました。
カウンセリングも受けましたが、2回で終わってしまいました。(良く分からなかったです、、、。)
それぞれの思い
診断名が変わることがあるんだって事に驚きました。双極性障害と診断されたことに対しては、時間をかけてやっていく事に変わりはないので特に何も思いませんでした。
本人はショックだったのかもしれませんが、特に表に出すことは無かったと思います。
通常の生活をしているうえで、躁状態がでることは殆どありませんでしたが、何かのちょっとしたキッカケで、怒りが一気にピークに行くという事は度々ありました。